餌は入手しやすさからアリマキが一番。

ただし、付いている草ごとアリマキを与える場合は、クモやアリはもちろん、テントウムシやクサカゲロウの幼虫のような、カマキリにとって手強そうな生き物が混じって飼育容器に入らないように注意しなければならない。

アリマキが入手できなければ専門店でショウジョウバエを購入するか、ちぎって小さくしたミルワームやコオロギを、ピンセットを使って手ずから与えるしかない。

汁気の多い切断面をカマキリの口元にそっと付けるのがコツ。

続けていると、飼育者だけでなくカマキリの方も慣れてくるので、そのうちスムーズに餌の受け渡しができるようになる。

カマキリのような知能が低い生き物が「慣れる」なんてことはない?
いえいえ、どうしてなかなか…。



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